ペーパードライバー歴1X年な私が運転をしたら。

高校卒業時、自動車免許をとりました。MTで。
そんな私ですが、長いこと車から遠ざかっておりました。
今回、夫の実家にきたことで、車生活を余儀なくされており、久しぶりに運転することに・・・。
本日はそんな珍日記と参りましょう。


 ☆車がなくても何とかなるセカイ☆


私は高校卒業前に自動車免許をとりました。
推薦で学校が決まっていたので、要するに暇だったんです・・・。

当時、田舎に暮らしていて、高校の友人にはおはようの代わりに、「天界からようこそ~」なんて言われておりました。
さらには、昔一度だけ母の車検時に、当時のAT車にのったことがありましたが、どんだけベタ踏みしても、上り坂でトロトロとスピードがあがらない、という経験をしていたのです。

そんな山奥住まいでしたので、取るのは当然のようにMT免許なわけです。
免許後に実家の車をすこーし運転したりしていました。下手なりに。

しかし、大学は関東の学校に進学。
通学に車バイクは禁止(一・二年の校舎、山の中にあるくせに・・・)。

さらには街中にはいろんなお店がそろっていて、遠出する必要なし。
遠出するなら電車で十分だったのです。
そして、わたしの脳から、あっと言う間に運転に関するなにやらは消えていってしまったのです。

社会人になったら車に乗るかな・・・。なんて思っていたら甘かった。
都内に就職してしまったうえに、職種はシステムエンジニア。通勤は電車。あろうことか、車なくても生活は余裕だったのです。

 ☆転機は突然に☆


北海道にきても、札幌という、地下鉄文化が充実した土地で、ぬくぬく生活していた私。

しかし、突如、諸事情により、夫の実家にいって共同生活をすることに・・・!

近所にちょっとしたコンビニくらいはあるものの、大きいショップは全部となり町!
一度だけ自転車で往復をこころみましたけど、片道一時間半とかかかった。

車、乗らざるをえない・・・!

「えまいんさん!乗ってみよう!」

義父は運転席のドアをあけ、にこやかに。
覚悟を、決めねばなりません。

 ☆さんざんな初回☆


簡潔にいうと、ひどかったです。
下手したら、免許持ってない旦那のほうが静かに運転します。

そう、「静かに」。

オートマ車が一般的になった今日。
マニュアルが主な経験な私にとっては恐怖。
だって足はなすと進むから。←

「うわ、うごいたあああああ!だめ!やめてぇ!?」
と、始終大騒ぎ。
さすがの義父も、あきれた顔をしておりました。


 ☆気を取り直して・・・☆


しかしいよいよ東の果てのほうですごしてみると、車の運転は必須項目。
そう、逃げられない問題。
なので、まずはオートマを運転する際に、どこにギアをあわせればどう進むのか?をインターネットで軽く勉強。

あとウィンカーとライトの位置だけは確認。
そしてイメトレののち、ついに一人で車を運転することに!

まずは自宅前で少し切り替えしの練習。
それから、近所の中でも駐車場の広いコンビニまで行きました。
音楽はお気に入りのCDをかけます。

TAXiのシリーズで、運転下手主人公が好きな歌歌いながら必死で運転してる場面、結構すきなんです。

私のテンパりはあそこまでじゃない。…そう思いたい。

そして車をスタート。
すっと動き出す車。道にでて、コンビニまで・・・!

道が広い!!想像以上にスムーズ!!
これは…いける・・・!

ウィンカー出してコンビニの駐車場に止めて、大きく一つため息。
「なんとか・・・なった!」

帰宅して、何とかなりそうなことを伝えると、夫が。
「じゃあ野付のネイチャーセンターまで行くべ。」
「ひぇええええええ!?」


夫を助手席に乗せてひたすらまっすぐな道を運転してきました。

免許もっていないはずの夫に、
「ちょっと左よってる。中央寄せて。」
「もっとスピード出していいよ」
「アクセル踏みすぎな。ちゃんと速度計みろよ?」
エトセトラエトセトラ。

的確な指示をうけながら、無事往復してきたのでした。

野付半島にて一枚。

自然がとってもきれいだし、トドワラという立ち枯れた木々が寂しさも醸し出していました。
無事に運転できたことがうれしすぎて、野付のネイチャーセンターで、日付刻印いれたメダルつくってしまった・・・。


 ☆仕舞いに


さて。そんなわけで、十年以上ぶりの運転ではありますが、どうやらなんとかなりそうです。
問題は雪が降ってから、という気もしますが。
とりあえず今年は、車をお釈迦にすることないようにだけ、がんばりたいとおもいます。
いのちだいじ。


では、このあたりで仕舞いとさせていただきます。
虹色えまぃん堂、今後ともどうぞ御贔屓に。

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